建築家は、瀬戸内の自然豊かな多島美や都市の夜景など、さまざまな環境や地域の特徴を活かした魅力ある展望台を設計しています。建築家の瀬戸内に対する想いなどを知り、瀬戸内の風景に対する新たな発見をしてみませんか。瀬戸内のおすすめの展望台を紹介いたします。
神戸ポートタワー
六甲枝垂れ
六甲山山頂における体験
六甲山山頂からの景色だけではなく、自然の中でのさまざまな遊び体験や六甲の自然、歴史を感じることができる施設となっています。
展望台周囲には雨水を貯えられる氷棚を設け、地下に氷室を設置しています。氷を夏まで貯え、夏には氷の冷気により涼をとることができるなど、六甲に古からある氷室の文化を体験できます。
冬から夏へ。水は氷の個体から液体へ変わる。ここでは、解けた氷が空間の熱を奪ってくれる。涼しい風が肘掛けから流れてくる。その後また気体へと変わり、トップライトから空へ戻っていく。水は常に地球を循環していることを直接体験することができます。
千光寺頂上展望台 PEAK
尾道の坂道
尾道の猫の小道
宮島弥山展望台
展望台は、世界遺産の一つとして古今東西多くの人々に愛されてきた、豊かな自然が素晴らしい絶景地にふさわしい「座」の空間となっています。
亀老山展望公園
見えない展望台
展望台入口の切り込み階段
階段を上るまで景色は見えない
亀老山展望台は、大島の亀老山の頂上にあるが、他の展望台と異なり、外から見えない展望台となっている。コンクリートの打ちっ放しの通路は、山の中に展望台が埋まっている構造となっているため、展望デッキに上るまでは景色が一切見えない。外からも、通路からも「見えない展望台」となっていた。
おりづるタワー
屋上展望台
屋上展望台「ひろしまの丘」では、ゆっくり座って瞑想に浸ったり、間近に見れる平和記念公園、原爆ドームにて平和の尊さを再認識したり、原爆で壊滅状態になった広島が緑豊かに再生していることを広島の風とともに感じることができる。
おりづる広場・おりづるの壁
おりづる広場・おりづるの壁では、原爆ドームや原爆が投下された島病院が見渡せる部屋から実際におりづるを折って、おりづるの壁に投入することができます。世界中から集まる人々が、ここで平和を願って折ったおりづるが、積み重なっていき「おりづるの壁」は完成します。
おりづる体験ができるおりづる広場
おりづる広場からの平和記念公園
帰りはスパイラルスロープでゆっくり帰ります
おりづるの壁
70年草木も生えないと言われた広島。その70年が過ぎた現在、この丘に腰を下ろすと広島がいかに美しく世界に類を見ない復興を遂げた街であることが理解できる。人類は改めて何が大切か認識する必要がある。このおりづるタワーは世界でもっとも自然の偉大さを感じることができる場所である。